絶対行きたい!ロンドンのシャーロック・ホームズゆかりのスポット

今もなおドラマ化や映画化され続けるサー・アーサー・コナン・ドイルの探偵小説であるシャーロック・ホームズ シリーズ。
伝説的な探偵であるシャーロック・ホームズは、4作と76の短編に渡って相棒のワトソン医師と共にビクトリア朝のロンドンで多くのミステリーを解決しました。これまで75人の俳優が演じ、200作以上のTV・映画などの映像化がされ、ギネスブックには「最も多く映画化された主人公」として記録される、まさに世界一有名な探偵といえます。
今もなおロバート・ダウニー・JrやSHERLOCKのベネディクト・カンバーバッチらが演じるホームズ達は世界中で人気を集めています。

ロンドンは、まさにシャーロック・ホームズがいまもなお息づく舞台です。
鹿撃ち帽と虫眼鏡を手にしたら、かの有名な探偵の家を訪ね、足あとを探検するプランを立てましょう!

イギリス国営放送BBCのTVシリーズ、「SHERLOCK」は、もしシャーロック・ホームズが現代にいたら?というテーマで作られているドラマ。ベネディクト・カンバーバッチとマーティン・フリーマンの2大スターがシャーロック(ホームズ)とジョン(ワトソン)を演じ、世界的な人気を博しています。
彼らが解決していくミステリーや犯罪の多くはロンドンの街中で繰り広げられ、London's top attractionsに紹介されるスポットも数多く登場します。
ロンドンを訪れた際は、ファンならばぜひ訪れたいものです。

ロバート・ダウニー・Jrとジュード・ロウは、近代映画のスクリーンに蘇ったホームズとワトソンです。
これまでにないエキサイティングで斬新なシャーロック・ホームズが描かれています。

 

ベーカー・ストリート:シャーロック・ホームズ博物館、マダム・タッソー蝋人形館

シャーロック・ホームズの聖地巡礼をするなら、まずはベーカー・ストリート訪問から始めましょう。
ベーカー・ストリート駅を降りたら、メリルボーン出口を出てシャーロック・ホームズの銅像に挨拶を!

シャーロック・ホームズの事務所兼家があるベーカー・ストリート 221Bを見つけるのはとても簡単、ベーカー・ストリート駅を出て北に数分歩きましょう。
現在、実際の221Bに該当する所には別の建物がありますが、ベーカー・ストリート237~241をかつての221Bに見なして作られた、シャーロック・ホームズ博物館(The Sherlock Holmes Museum)があなたを待っています!
(ヴィクトリア時代、ベーカー・ストリート221Bは架空の住所でした。)
シャーロック・ホームズ博物館は、小説で描かれるシャーロック・ホームズの家を研究し、実に忠実に再現した最高のアトラクションです。
ワトソン博士の寝室を覗き、偉大な探偵のユニークな家財や手書きの手紙のほか、有名な事件を再現した蝋人形の数々を見、さまざまなグッズを買うことができます!
この博物館はもちろん人気があるため、入場には長い待ち時間があるかもしれません。まずは博物館の1階のグッズ販売レジ(グッズ販売レジ)で入場チケットを買うのがオススメです。
博物館はシャーロック・ホームズ博物館の左、221Bのドアの前に立っているスコットランド・ヤードの警官の格好をしたスタッフにチケットを見せて入場できます。彼との記念撮影も人気で、彼との撮影を待つ列ができていることも。

シャーロック・ホームズ博物館を訪れたら、近くのマダム・タッソー蝋人形館にも行きましょう。(ベーカー・ストリート駅からすぐ!)
ここには、ロバート・ダウニー・Jrとベネディクト・カンバーバッチの2大スターのリアルな蝋人形に会うことができます。
ロバート・ダウニー・Jrは、嬉しいことにまさにシャーロック・ホームズの格好をしています。
ベネディクト・カンバーバッチはシャーロックの格好はしていませんが、今や世界的な大スターとなり、彼の蝋人形を観に毎日世界中から観光客が訪れています。

シャーロック・シリーズの著者アーサー・コナン・ドイルは、医師でもありました。
彼が診療を行っていた、2 Devonshire Place にも必ず行きましょう。ここは、メリルボーン駅から南に行ったところにあります。

ユーストン・スクエア駅からスピーディーズ・カフェへ行きましょう。
このカフェの2階のフラットがBBCの「SHERLOCK」シャーロックとジョンの住まいになっている、まさに”もうひとつの221B”です。
このカフェは劇中にも何度か登場し、実際においしいお茶を楽しむんだり、店内で出演者の写真などを見ることもできます。

ランガム・ホテルを見るために、オックスフォード・ストリートを散歩しましょう。
ランガム・ホテルはロンドンで最も古く由緒あるホテル、文学的な歴史の舞台にもなってきた場所です。
ドイルやオスカー・ワイルドはこのホテルに滞在し、ホームズシリーズの「四つの署名」やワイルドの「ドリアン・グレイの肖像」が生まれました。
このホテルは、ホームズシリーズの物語の中にも登場します。

 

チャリング・クロス、ストランド、コヴェント・ガーデン

地下鉄でチャリング・クロス駅に移動したら、シャーロック・ホームズ・パブに行きましょう。
ここは、「バスカヴィル家の犬」でホームズがフランシス・ヘイ・モールトンを突きとめた場所で、現在はシャーロック・ホームズ博物館のようなパブになっています。
シャーロックシリーズをテーマにしたメニューも豊富で、ここでランチを済ませてしまいましょう。
カンバーランド・ソーセージや、ワトソン博士のお気に入りのチキンのレバー・パテはいかがですか?
もちろん食事を楽しめるだけでなく、ワトソン博士のリボルバーや、TVやスチール写真のコレクションなどの膨大なコレクションを見ることができるほか、2階にはホームズの部屋が再現されています。

ホームズとワトソン博士は、手掛かりの収集や犯人の追跡のために、ロンドン中を歩き回っていたため、ロンドンの有名な場所の多くが小説の中に登場しています。

ストランドをぶらついて、例えば「四つの署名」に出てくるライシアム・シアターや、美しいロイヤル・オペラ・ハウスを見ましょう。
ロイヤル・オペラ・ハウスは、ホームズのお気に入りの場所でした。
ロイヤル・オペラ・ハウスからそう遠くない所に、フリーメーソン・ホールがあります。
ここは、ロバート・ダウニー・Jrのホームズで登場する2級指定建造物です。

 

ブルームズベリー、シティ

ブルームズベリーには、しばしば調査や研究のためにホームズが訪れた大英博物館があります。
もちろん、大英博物館もロンドンが世界に誇る素晴らしいアイコンです。

ここから、再び地下鉄に乗りセント・ポール駅で降ります。
2009年のロバート・ダウニー・Jrの映画の撮影で使われたセント・ポール大聖堂を拝みましょう。
さらに、少し歩いて、聖バーソロミュー病院を見に行きましょう。
ここは、原作(緋色の研究)でホームズとワトソンが初めて会った場所であり、病院内の博物館には、ホームズとワトソンが出会ったという記念のプレートを見ることができます。
また、BBCのSHERLOCKでもたびたび登場しており、ファンならお馴染みの場所です。(シャーロックが自殺をはかったあの場所です。)
そして病院から少し歩いて行くことができる、セント・バーソロミュー・ザ・グレート教会も、ロバート・ダウニー・Jrの映画の冒頭で使われました。

ディナーのために、ストランドに戻ってシンプソン・イン・ザ・ストランドを目指しましょう。
シンプソン・イン・ザ・ストランドは有名なロースト・ビーフの老舗で、ホームズが好きなレストランでもあります。
トラディショナルなイギリス料理に舌鼓を打ちながら、ホームズが愛した味を知りましょう!

 

シャーロック・ウォーキング・ツアー

このツアーでは、ここで紹介したような場所を見ることができます。
シャーロック・ホームズ関連の本や映像作品で登場した場所を訪れ、忘れられない思い出作りができることでしょう。
大人12£、子供10£で、プロフェッショナルなガイドが2時間たっぷりと語り、記念撮影のチャンスもたくさんあります。
BBCのSHERLOCKのロケーションツアーのツアーもあります!
from 「Sherlock Holmes' London」

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