イギリスのお金の基礎知識

お金がなければ始まらない!初めてのイギリス旅行を控えているなら、これだけは知っておきたいお金の基礎知識。

通貨とレート

通貨単位 ポンド(£ / Pound)
補助通貨 ペニー(p / pence)

ポンドの正式名称は正式名称はスターリング・ポンドと言い、ポンドの発音は正しくは「パウンド」である。
ペニーは1pの場合のみ、2pからは「ペンス」と言う。

1£=100p=約195円、1万円=約£52(2015年7月現在)

EUに参加しているが、ユーロの通貨統一には参加していない。
スコットランドや北アイルランドの独自の紙幣はイングランドでも使えるが、日本では円に両替できないので注意。
早めに使い切ってしまうか、イギリスにいる間にポンドに両替しておきたい。
また、アイルランド共和国のアイリッシュポンド(IR£)とチャネル諸島の貨幣はイギリスでは使えない。

 

換算レート

£1194円£203872円
£3581円£305808円
£5968円£407744円
£71356円£509680円
£101934円£10019,359円
£152904円£15038,718円

※2015年 7月現在

紙幣とコイン

紙幣

紙幣は£50、£20、£20、£10、£5がある。(スコットランドとチャネル諸島のみ£1紙幣がある。)
一般的に、£50紙幣はあまり使用されない。
例えばATMでお金を引き出した際などは、£100分なら£20が5枚出てくる。

イングランド銀行が発行しており、色、サイズが少しずつ異なるが全てエリザベス女王の肖像が描かれている。
女王の肖像は発行時に刷新されるため、古いお札ほど若い見た目となる。

 

コイン

コインは2£、1£、p50、p20、p10、p5、p2、p1がある。
紙幣同様に色、サイズが違い、さらにデザインも異なり判別は容易だが、慣れないと使用時に手間取ることも。
2£、1£、50p、20pは比較的使いやすいため分けておくと便利。
10p以下のコインはなるべく早めに使い切ってしまいたい。

ちなみに、料金や値段表示は £13.99 のような表記が普通で、見た通り13ポンド99ペンスと読む。
小数点以下がペンスなので、現金払いの場合は、£1〜£2コイン以外の小銭は小数点以下の●●ペンスで使うと認識していれば大丈夫。

British coinage reverse designs 2015.png
"British coinage reverse designs 2015" by Source. Licensed under Fair use via Wikipedia.

物価

物価は高め、VATという消費税が20%かけられている。
VATはイギリス国内で享受するサービスに関しては還付されない。

VATに関して詳しくは以下のページを参照。
→VATの基礎知識

 

物価の目安

ペットボトルの水 500ml£1.00〜スーパー等の値段
サンドイッチ£2.00〜スーパー等の値段
カフェのコーヒー£2.00〜パブでも同じくらい
缶ビール500ml£2.00〜ホテルのミニバーでは2〜3倍
パブのビール 1パイント£4.00〜ワインはグラス1杯500円程度
フィッシュ&チップステイクアウェイ £5.00〜
店内で食べる £8.00〜
パブなら概ね£10.00〜
タバコ1箱£6.00〜タバコ屋で買う
ロンドンは屋内原則禁煙
地下鉄・バス基本料金 £4.70/£2.401日に何度も利用するなら、トラベルカードか1日の上限金額が決まっているオイスターカードがお得。
ランチ£12.00〜パブやカフェなどで食べ物と飲み物の場合
アフタヌーンティー£30.00〜ホテル等のティーサロンの場合。
手軽なカフェ等なら、クリームティー£8.00〜、アフタヌーンティー£20.00〜が目安。
ディナー£15.00〜コース料理ならざっと3500円から

※2015年 7月現在

チップ

チップに関して厳密なルールはないが、サービスに対して感謝の心づけとして渡したい。
金額の決め方は、頼んだ内容や満足度によって決めればいいが、相場は以下。

 

レストラン

レシート(bill ビル)にサービス料(charge チャージ)が含まれている場合は不要。
確認してから支払いを。
チャージがなければ、高級レストランなら15%程を上乗せした金額を伝えてカードで決済するか、チップ分をキャッシュで渡してもいい。
普通のレストランなら10%程度。

ホテル

基本サービス料が含まれているので不要だが、客室係に£1〜£2程度が一般的で、枕元かベッドサイドのテーブルなどに置いておく。
荷物を運んでもらったり、ルームサービスを頼んだりした場合も£1〜£2を。

タクシー

基本は料金の10%程度だが、近年では払わないことが多い。
タクシーで大きな荷物やたくさんの荷物を運ぶのを手伝ってもらった場合は渡したい。

その他

クロークに荷物や上着を預けたらp50〜£1。

 

どんぶり勘定が楽

現金払いの場合、えーとチップ分は…とあたふたお財布を探るのはあまりスマートではない。
例えば£13.5なら、10%を乗せると£14.85だが、キリよく£15.00を渡して「no change」と言えばいい。
また、p20以下のコインがたまってきたら、チップに加えて置いてきてしまう方法もある。
ちょっと足が出ているが、せっかくの海外旅行だからケチケチせずに過ごしたい。
チップを渡しただけで、レストランの店員がニコニコと送り出してくれたりもする。
ちょっと現金だけど、お互い気持ちよくなれるのなら、少額は惜しまず使っていく心づもりでいたほうが楽しめる。

現金とクレジットカード

ロンドン市内は、ほぼキャッシュレス化しているといっていい。
オイスターを買うのも、チャージ(Top Up トップアップ)するのも、スーパー、パブ、レストラン、ミュージアム等の窓口もほぼクレジットカードでの支払いに対応している。
また、クレジットカードの決済時はサインではなく4桁のPINコード(暗証番号)の入力がまず求められる。
サインでは対応してもらえない場合もあるので、渡航前に暗証番号がわからなければ確認しておくべき。

現金が必要になる場面といえば、マーケット(市場)などの露店系か、ホテルでチップを客室係やポーターに渡す時くらいだろう。
マーケットで買い物をせず、チップを渡すようなホテルに宿泊しないのであれば、本当にクレジットカードだけで済んでしまう。
現金を作る場合、両替にしろキャッシングにしろ手数料がかかるので、現金を使う場面を想定しないなら持たないほうがお得ともいえる。
クレジットカード1枚とオイスターカードまたはトラベルカードだけの、身軽な街歩きをオススメしたい。
(くれぐれも落としたり盗まれたりしないように注意。)