セント・マーガレット教会 St Margaret’s Church

下院の教会は、由緒ある小さな世界文化遺産

セント・マーガレット教会(St Margaret's Church)は、ウェストミンスター寺院の敷地内北側にある小さな教会です。
1987年、ウェストミンスター寺院、ウェストミンスター宮殿(国会議事堂)と共にユネスコの世界遺産に登録されたこの教会は、ウィンストン・チャーチルが結婚式を挙げた教会として知られています。

セント・マーガレット教会は、ウェストミンスター寺院の側にあるため寺院の一部と勘違いされがちですが、実は全く別の建物です。
エドワード懺悔王(在位1042/6/8〜1066/1/4)が作った教会が原型で、12世紀に現在のセント・マーガレット教会がベネディクト会派によって建てられました。
ウェストミンスター寺院が修道士に使われていた時代、一般の信者達はこの教会に祈りを捧げに訪れており、古くから市民の拠り所となっていました。
また、国会(ウェストミンスター宮殿)が教区にあるため、下院議員の教会とされています。
現在の垂直ゴシック様式の建物は、19世紀半ばに建てられたものです。

教会内の拝観、参拝は無料ですが、内部の撮影は禁止されています。
荘厳なウェストミンスター寺院を拝観した後に、この静かで厳かな雰囲気の教会で一時の静寂を味わってみてはいかがでしょうか?

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By Ermell - Own work, CC BY-SA 4.0, Link

住所St Margaret St, Westminster, London SW1P 3JX
URLhttp://www.westminster-abbey.org/st-margarets-church
開館時間月〜金 9.30am - 3.30pm
土曜日 9.30am - 1.30pm
日曜日 2pm - 4.30pm
閉館不定期クローズありなので、HPでスケジュールを要確認
アクセスWestminster駅から3分
セント・マーガレット教会 St Margaret’s Church