電話/通話ガイド

万が一の時のために、知っておきたいロンドン滞在中の電話のかけ方、使い方。
このページでは、主に街中で公衆電話を使う場合の基礎知識をご紹介。携帯電話を使う場合はこちらから。

ロンドンの街中は、携帯電話やスマートフォンの普及でかつてよりも公衆電話が減ってきてはいるものの、日本に比べたらまだまだ公衆電話が残っている。
ホテルからかける場合は、チャージ料が追加される場合があるので確認を。

国際電話のかけ方

ロンドンから日本にかける

公衆電話、携帯電話などからは以下の手順でダイヤルしてかける。
ホテルの部屋からなら、まずは外線番号を押してから以下の手順へ。

00 81 3 1234-1234
国際電話識別番号 日本の国番号 市外局番の0をとる
※東京の例
市内局番

 

日本からロンドンにかける

加入の電話会社やマイラインの登録・未登録によって国際電話の識別番号や通話料金が異なるので、かける前に料金などの確認をしておきたい。

001+010(KDDI・マイライン・マイラインプラスに登録)
010(マイライン・マイラインプラスに登録)
0033(NTTコミュニケーションズ)
0061(ソフトバンクテレコム)
44 20 1234-1234
国際電話識別番号 英国の国番号 市外局番の0をとる 市内局番

 

豆知識

国際電話の深夜割引時間帯は、ロンドンの時間帯で18:00〜翌日8:00。

電話のかけ方

ロンドンの市外局番は020。
市街からかける場合は020をダイヤルし、市内での通話なら020はいらない。

 

直通電話(ダイレクトコール)

公衆電話のプッシュホン、クレジットカードホン(説明は後述)を使用。
ブリティッシュ・テレコムの公衆電話の料金目安は £1〜£3/1分間。

 

オペレーター通話

英語のオペレーターでよければ「115」をプッシュして、以下を伝える。(例:「collect Call to Japan,please」)

番号通話(Station Call)…相手の番号を指定
指名通話(Personal Call)…相手を指名する
コレクトコール(Collect Call)…料金は受信した人払い

オペレーターにしたがって相手先の名前や番号などを伝えればよい。
日本語のオペレーターの場合はKDDIを使おう。(KDDIジャパンダイレクト 0800-6311-001/0800-89-0181)
直通電話に比べてかなり割高なので、料金の確認を。

公衆電話でかける

公衆電話にはいくつか種類があり、コイン・クレジットカードが両方使えるペイフォン Payphone タイプがほとんど。
操作方法は日本とほぼ同じ。

 

プッシュホン Push Phone

コインを入れてからダイヤルボタンをプッシュする、日本の通常の公衆電話と同じ。
10p以上の小銭(10、20、50、£1、£2)が使え、日本への通話料は1分£1〜2が目安。
通話後に未使用だったコインが返却される形でおつりが出るので、計画的に小銭を投入したい。

 

クレジットカードフォン Credit Card Phone

クレジットカードを使用して通話ができる。
小銭がいらず、国際電話なら金額も大きくなるためクレジットカードのほうが便利。

 

テキスト&Eメールホン Text,E-mail phone

小銭、クレジットカードを利用できる。
ディスプレイとキーボードがあり、テキスト(ショートメールのようなもの)とEメールの送信ができる。

クレジットカードを使う

小銭がいらず、値段が大きくなる国際電話の場合などはクレジットカード通話が望ましい。
カードをそのまま電話機に挿入してかけるほか、日本の電話会社のアクセス番号経由で通話する方法の2つがある。

使い方は、受話器をあげたらカードの挿入口にクレジットカードを挿入し、カードを抜いたら相手の番号を押す。
電話機右横にカードのスリットがある場合は、磁気面を内側にしてカードを上から下へ通す。

 

日本の電話会社

あらかじめ日本の電話会社に暗証番号を登録しておくことで、クレジットカードを使っての通話が可能になる。
通話料やかけ方、諸サービスが各社で異なるので、事前に確認を。

KDDIスーパージャパンダイレクト 0800-6311-001/0800-89-0181
ソフトバンク 0061国際電話サービス

プリペイドカードを使う

イギリスのプリペイドの電話カードを購入し、公衆電話からかけることができる。
このプリペイドカードは「ピンカード(pin card)」や「コーリング・カード」といい、ニュースエージェント(個人経営のコンビニのような商店)や駅の売店、郵便局、両替所などで購入可能。
使い方は、所定のアクセス番号をプッシュし、続いてプリペイド・カードのカード番号(裏面に記載の番号)を入力、続いて相手の番号を押してかける。

国際通話が多いなら、渡航前に日本でKDDIのプリペイド・カードを購入して行ってもよい。
カードは500円から、1000円、3000円、5000円、7000円があり、高いほど通話料サービスがありお得、また深夜の通話料が安くなる。
海外から日本へだけでなく、日本から海外への国際通話にも使え、一度の旅行に使い切れなくても別の機会に使えて残額が無駄にならない。
KDDIスーパーワールドカード
平日は1〜3分の間は6秒40円、3分〜6秒ごと10.5円。(料金詳細

ソフトバンク KOKUSAI Card
コンビニエンスストアで購入が可能。

 
アメリカの回線を利用する通話料が格安の国際電話カードもある。
イギリスのカードと入手場所はほぼ同じ、使い方は日本の通話会社のプリペイド・カードと同じ。