王室御用達、貴婦人たちが愛するエレガントな香り
フローリスの歴史は古く、地中海のメノルカ島出身の創設者ジュアン・ファメニアス・フローリスが、ジャーミン・ストリート(Jermyn St)に英国紳士のための理髪店を開業した1730年に遡る。
初代フローリスが故郷地中海のアロマが忘れられず香水の調合を始めたところ、この香水や石鹸が大変評判を呼び、フレグランスブランドとしての地位を確立。
以来280年以上にわたり、植物由来のエッセンスを用いた製法は変わらず受け継がれ、現在のオーナーは8代目となる老舗中の老舗だ。
19世紀にはジョージ王に評価され、2代目ジョン・フローリスは「王室御用達の理髪師および香水商」の称号を授与されるまでに至る。
フローリスの気品ある香りは歴代の王室・貴族達に愛され、現在ではエリザベス2世女王、チャールズ皇太子から「王室御用達」の認定を受けている。
創業当時と変わらないジャーミン・ストリート本店やディスプレイなどが英国の歴史的重要文化財に指定されており、その存在自体が英国の伝統そのものと言える。
香りと商品
香りは1765年のブレンド「リリー・オブ・ザ・バレー」を始め約10シリーズが展開されている。
パフューム、トワレ、バスグッズのほか、香水のボトルや化粧用具の陶器などの小物もある。
バスグッズは手頃なお値段で、おみやげとして喜ばれるだろう。

"Floris of London perfumery shop" by Sergey Moskalev (talk) Sergey Moskalev - I (Sergey Moskalev (talk)) created this work entirely by myself.. Licensed under CC BY-SA 3.0 via Wikipedia.
取り扱いラインナップ
女性用/男性用 フレグランス
バス用品
男性用グルーミング用品
ルームフレグランス
フレグランスキャンドル
TVで見つけたフローリス
SHERLOCKのシーズン1−2「死を呼ぶ暗号」にこのフローリスが登場。
被害者男性の秘書の女性のデスクにあるハンドクリームと、被害者男性の家の洗面台にあった香水(バス用品?)がフローリスのアイテムだ。
できるビジネスウーマンや裕福層に愛用される定番アイテムとしての「フローリス」が伺える。
ちなみに、007のジェームズ・ボンドが愛用の香水No.89の89はこのお店の住所(番地)からつけられたという。
住所 | 89 Jermyn Street, St. James's, London SW1Y 6JH |
URL | http://www.florislondon.com/en_gbp/ 日本サイト |
電話番号 | 44 (0) 20 7930 2885 |
営業時間 | 月〜水、金 9:30am - 6:30pm 火曜日 9:30am - 7pm 土曜日10am - 7pm 日曜日、バンクホリデー 11:30am - 5:30pm |
カード | A、D、J、M、V |
アクセス | Piccadilly Circus駅 |
その他店舗 | Floris Boutique 147 Ebury Street, Belgravia, London SW1W 9QN Telephone +44 (0) 20 7730 0304 |
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