ロンドンの食卓や外食産業を支えるマーケット
スミスフィールド・マーケット(Smithfield Market)は、スミスフィールドにある食肉のマーケットです。
(プロ用の市場なので、観光スポットとして楽しめるバラ・マーケットなどの他のマーケットとは少し違うので注意してください。)
バービカン駅、ファーリンドン駅からすぐの所にあり、近くのセント・ポール大聖堂、聖バーソロミュー病院、セント・バーソロミュー・ザ・グレート教会と合わせての観光がおすすめです。
スミスフィールド・マーケットは、ロンドン最大の食肉市場です。
かつてはシティ・オブ・ロンドンを囲むロンドン・ウォールの外にあった平地で、平坦な土地(smooth field)が訛ってスミスフィールドになったと言われています。この場所は馬上槍試合などの競技など、貴族や市民たちの広大なレクリエーションの場所でもありました。
1102年にヘンリー1世付きの吟遊詩人で道化師だったレヒアによって聖バーソロミュー修道院が建設され、聖バーソロミューの祭日になると周囲に市が開かれるようになり、これがバーソロミューの市として発展していきました。同時に家畜市場も発展し、800年にわたって肉が売買されていたスミスフィールド市場は、ロンドンで最も古い市場です。1867年に家畜市場が閉鎖されると、1868年に新たに現在に続くスミスフィールド食肉市場が創設されました。
活気のある市場であると共に、ここは、公開処刑の場所として古くから利用されてきた側面もあります。ローマ・カトリックのメアリー1世(ブラッディ・メアリー:Bloody Mary)がプロテスタントの人々を火あぶりで殺したり、スコットランド独立のために戦ったウィリアム・ウォレス(William Wallace)がここで拷問・処刑され、ワット・タイラーの乱のワット・タイラーが殺害された場所としても有名です。
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住所 | 225 Central Markets, London EC1A 9LH |
URL | http://www.smithfieldmarket.com/ |
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オープン時間 | 月〜金曜日 2am〜7am |
クローズ | 土・日・バンクホリデー |
アクセス | Barbican駅、Farringdon駅から2分 |
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