リージェンツ運河 Regent’s Canal

ボートでのんびりリージェンツ・パーク周辺を巡りたい

リージェンツ運河(Regent's Canal)は、ロンドン中心部の北側にある全長約12kmの運河です。
バーミンガムからテムズ川に続くグラウンド・ユニオン運河の一部で、西はパディントン駅の北にあるリトル・ヴェニスから、東に向かってライムハウスでテムズ河に合流しています。

18世紀後半に産業革命と共に水運の需要が高まり、当時のロンドンの街の北側をなぞるような形でテムズ河まで作られたのがこのリージェンツ運河です。
1820年に完成すると、物資輸送の主役が蒸気機関車になるまでは、ドックランドの貿易港と内陸間に木材や石炭、建材、食糧などを運ぶ主要な運輸網でした。
現在では水路を輸送に使うことはなくなりましたが、ロンドンの緑豊かな街並みの間を静かに流れる景観をクルージングや定期船で楽しめ、運河沿いの道(カナル・フットパス)はサイクリングや散歩を楽しむ人々が訪れています。

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リトル・ヴェニス〜カムデンまで遊覧船で楽しむ

パディントン駅の北にあるリトル・ヴェニスから、カムデン・マーケットがあるカムデン・ロックまで遊覧船があります。
運河は途中でリージェンツ・パークを通りロンドン動物園を経由するので、ここで降りてパークや動物園、北岸のプリムローズ・ヒルに行ってもいいでしょう。
船に揺られながら、自然豊かで優雅な街並みをのんびり眺めれば、ロンドンのとっておきの一面を発見できるでしょう。

⇒リージェンツ運河クルーズ

URLhttps://canalrivertrust.org.uk/enjoy-the-waterways/canal-and-river-network/regents-canal
アクセスPaddington駅、Camden Town駅からのアクセスが便利
リージェンツ運河 Regent’s Canal