全英オープンの舞台となるテニスの聖地
ウィンブルドン(Wimbledon)は、ロンドン南西部にある街。
テニスのグランドスラムの中で最も権威あるウィンブルドン選手権(全英オープン)が開催されるテニス競技場「オールイングランド・ローンテニス・アンド・クローケー・クラブ」があり、世界中のテニスファンの憧れの地となっている。
「オールイングランド・ローンテニス・アンド・クローケー・クラブ」(All England Lawn Tennis and Croquet Club)は、毎年6月の最終月曜日から2週間にわたって開催されるウィンブルドン選手権の会場で、イギリス最大のテニス専用競技場である。
テニスはイギリス発祥のスポーツであり、1877年からウィンブルドン選手権がこの競技場で開催されるようになってからは、毎年夏に熱い闘いを見届けようとテニスファンが世界中から観戦に訪れている。
19のテニスコートのうち、センターコートは同選手権の決勝戦などが行われる。
ウィンブルドン選手権のチケットは、センター・コートの最後の4日間の分は前年から抽選が行われ入手が難しいが、他の日程や他のコートならまだチャンスがある。
大会期間中は毎日約6500枚(うちセンター・コートは500枚)の当日券が販売されるので、朝から並べば観戦できる可能性も。(徹夜組もいたりと早朝から並んでも難しい場合も。)
テニスファンなら一度は訪れたいウィンブルドン・ローン・テニス博物館はセンター・コートに隣接されていて、大会期間外は憧れのセンター・コートも一緒にゆっくりと観ることができる。
センター・コートやテニス博物館に行くには、ウィンブルドン・パーク駅で降りるより2つ手前のサウスフィールズ駅で降りたほうがわかりやすい上に遠回りをしなくて済む。
ウィンブルドン・ローン・テニス博物館 Wimbledon Lawn Tennis Museum
ウィンブルドン・ローン・テニス博物館(Wimbledon Lawn Tennis Museum)は、センター・コートの建物に併設されているテニスの博物館。
前述の通り、テニスはイギリス発祥のスポーツ。
テニスそのものの歴史や全英テニス選手権大会(全英オープン)の歴史、テニスに関する道具やウエアなどの展示が行われている。
スター選手の着用したウエアの展示(2012年に出場の錦織圭選手のウエアも)や、試合の動画を鑑賞できるコーナーもある。
博物館からは全英オープンの試合のメイン会場であるセンター・コートも見ることができる。(大会期間中を除く)
もちろん、ギフトショップはウィンブルドンならではのウエアや用具、グッズが充実していて、テニスファンなら楽しめること間違いなし。
ミュージアムについて→ http://www.wimbledon.com/en_GB/visitandtickets/museum_tours_essential_information.html
ツアー
ツアーは基本英語のみ、約1時間半。チェックインはツアー開始時間の30分前から。
16歳未満の場合は大人の同伴が必要。
センター・コートを観たり、選手が会見を行うプレスルームなどを見学することができる。
ツアーの実施スケジュールや予約はこちらから。
日本語でのグループツアーも可能とのこと、希望の場合は下記の電話かURLから問い合わせを。
住所 | Church Rd, London SW19 5AE, United Kingdom |
URL | http://www.wimbledon.com/index.html |
チケット購入(試合) | グランドチケット £8〜 シートチケット £34〜 前売り券の申し込みは、前年の11月からウェブサイトで受付開始 |
ウィンブルドン・ローン・テニス博物館 料金 | 大人 £13、子供 £8(5歳以下は無料) ツアー料金(博物館入場料含む) 大人 £24、子供 £15(5歳以下は無料) |
ツアーのお問い合わせ | +44 (0)20 8946 6131 http://www.wimbledon.com/en_GB/museum_and_tours/index.html |
ウィンブルドン・ローン・テニス博物館 営業時間 | 10am 〜 5.30pm(週末、バンクホリデーも営業) 最終入場時間は 5.00pm ツアーは10am〜5pm ツアーの実施スケジュールはこちら |
アクセス | Southfields駅から徒歩約20分 |