サザーク大聖堂 Southwark Cathedral

サザークを古くから見守り続けてきたゴシック様式の大聖堂

サザーク大聖堂(Southwark Cathedral)は、英国国教会のサザーク教区の母教会である大聖堂です。
ロンドン・ブリッジの南側、バラ・マーケットのテムズ河側にあり、ロンドン・ブリッジ駅を出ればすぐにそのゴシック建築の荘厳な姿にすることができます。
ロンドン・ブリッジやシャード、バラ・マーケットなどのサザーク周辺を観光する機会に訪れたいスポットです。

サザーク大聖堂の起源は古く、606年には存在したと伝えられており、古代ローマの異教崇拝があったことを考古学的に証明しています。
12世紀初めはカトリックの修道院でしたが、ヘンリー8世の離婚問題でローマ・カトリック教会からの離脱を機に英国国教会の教会となりました。
1905年にサザーク教区が制定され、教区の大聖堂に昇格しました。

現在の建物は13~15世紀に建てられたロンドン最古のゴシック建築で、堂々とした重厚な石造りの外観に目を奪われるでしょう。
エントランスの建物を抜けると、ガラス張りの通路を通って教会に入る一風変わった形になっています。
このエントランスやショップなどがある建物はかつての中庭であり、ガラス張りの通路は中庭と教会をつなぐ回廊でした。
大聖堂としては小さく内装も派手ではありませんが、美しいステンドグラスや立派なパイプオルガンは一見の価値があります。
教会内部に現存する最も古い箇所は4つのチャペルと東端の祭壇背後部で、13世紀の修道院の一部でした。この箇所は当時のノルマン様式であり、これは教会の南西のドアやアーチにも見ることができます。(教会内部の大部分はビクトリア朝となっています)
北の袖廊の見事なエリザベス朝のサイドボードも見逃せないポイントです。
この教会はシェイクスピアと縁が深く、シェイクスピアや兄弟の記念碑が教会内にあるほか、シェイクスピアゆかりの品々も保管されています。
また、この教会に住んでいる猫、Dookinsと触れ合うお楽しみもあります。寝ている時に触ると怒るのであまりしつこくしないようにしましょう。

スライドショーには JavaScript が必要です。


住所London Bridge London SE1 9DA
URLhttp://cathedral.southwark.anglican.org/
開館時間月〜金 8 am 〜 6 pm
土・日 8.30 am 〜 6 pm

12/25は1:00pmにクローズ
連絡先Tel: 020 7367 6700
Fax: 020 7367 6725
Email: cathedral@southwark.anglican.org
拝観料無料(寄付は4£)
写真を撮る場合:£2
ビデオを撮る場合(個人使用):£5
展示室は有料

ロンドン・パスで無料ビジターガイド + レストランでの割引があります。
アクセスLondon Bridge駅から3分

サザーク大聖堂 Southwark Cathedral
Booking.com