セント・マーティンズ・シアター St Martin’s Theatre

アガサ・クリスティの「ネズミ捕り」を世界一のロングラン上演中

セント・マーティンズ・シアター(St Martin's Theatre)は、ウェスト・エンドのレスター駅近くにある劇場です。

1916年に開場し、最初の演目はエドワーディアン・ミュージカル・コメディの「Houp La!」でした。
ベイジル・ラスボーン(1923年、R.U.R)、ヘンリー・ダニエル(1927年、Meet the Wife)といった多くの有名な英国俳優達がこの舞台に立った輝かしい歴史があります。
以降も、「The Grass is Greener」、「The Wrong Side of the Park」、「Sleuth」といったヒット作が上演されてきました。

1974年の3月からは、アガサ・クリスティの「ネズミ捕り」(The Mousetrap)がアンバサダーズ・シアター(Ambassadors Theatre)からこの劇場に移され、現在も引き続きロングラン上演中です。
「ネズミ捕り」は、アガサ・クリスティの短編ミステリーで、1952年にノッティンガムのTheatre Royalで上演が始まりました。
2000年には上演回数が2万回を超え、2012年には60周年を記念して世界でもツアー公演が行われました。
初上演から2019年までの67年の間、474人以上の俳優と女優と279人の代役が出演し、142マイルのシャツにアイロンがかけられ、500トン以上のアイスクリームが販売された記録を持つほか、一部の俳優も出演回数でギネスに登録されています。
今日まで上演数は28,000回を越えており、世界一の上演数記録を驚異的に伸ばし続けています。


住所West Street, London WC2H 9NZ
URLhttps://uk.the-mousetrap.co.uk/
上演時間月・水・金:19:30〜
火・木:15:00〜、19:30〜
土:16:00〜、19:30〜
料金£19.52〜
公式サイトで要確認(席により異なります)
アクセスLeicester Square駅から徒歩約3分

セント・マーティンズ・シアター St Martin’s Theatre