アルバート公記念碑 Albert Memorial

アルバート公の功績を称えるモニュメント

アルバート公記念碑(Albert Memorial)は、ケンジントン・ガーデンズの南、ロイヤル・アルバート・ホールの向かいに位置する記念碑です。

公式には「プリンス・コンソート・ナショナル・メモリアル(Prince Consort National Memorial)」という名前のこの像は、ヴィクトリア女王の夫であったアルバート公のロンドン万国博覧会(1851年)などの功績やその情熱を記念し、没後15年後の1876年に造られました。
※プリンス・コンソート(王配殿下)は称号
ジョージ・ギルバート・スコットが設計したネオ・ゴシック様式の記念碑は、ロンドンで最も華やかなモニュメントの1つです。
芸術へのアルバート公の熱意を反映したこの美しいモニュメントの上部には美しい金の天使の像が飾られ、モニュメントの基盤のまわりには、有名な画家や詩人の彫刻家、ミュージシャン、建築家などが描かれています。
アルバート公の膝の上には、彼の最大の功績であるロンドン万博博覧会のパンフレットが置かれています。

この周辺には、ロンドン万国博覧会の利益で作られたロイヤル・アルバート・ホール、V&A博物館自然史博物館科学博物館があります。
夫のアルバート公が42歳の若さでこの世を去ると、ヴィクトリア女王は大変悲しみ、その後10年以上に渡り喪服に身を包んで隠遁生活を送りました。ヴィクトリア女王とアルバート公に思いを馳せながら、おしどり夫婦に縁の深いこの周辺を観光してみてはいかがでしょうか?

ケンジントン・ガーデンズからの眺め
住所Kensington Gardens, London W2 2UH
URLhttps://www.royalparks.org.uk/parks/kensington-gardens/things-to-see-and-do/memorials,-fountains-and-statues/the-albert-memorial
アクセスSouth Kensington駅から徒歩で約13分
アルバート公記念碑 Albert Memorial