王立取引所（Royal Exchange）は、シティの中心に位置するかつての商取引所です。
現在ここで商取引は行われていませんが、建物はそのまま残され、おしゃれなショッピングモール、オフィスビルとして使われています。

バンク駅（Bank Station）の北東側にある、コリント式柱廊のファサードが見事な建物が王立取引所です。
道路を挟んでイングランド銀行、旧証券取引所があるこのエリアは、昔からロンドンの経済の中心部でした。
1566年に商人で財政家のグレシャムが初代の建物を作り、後にエリザベス1世の勅令により王立取引所となりました。
ロンドン大火と後の火災で2度焼失し、3代目になる現在の建物はグレード1の指定建造物です。
建物内はショッピングが楽しめるようになっており、カフェやレストランも充実しているので、シティ散策の一休みにおすすめのスポットです。