セント・メアリ・ル・ボウ St Mary-le-Bow

コックニー(ロンドンっ子)を定義する「ボウの鐘」の教会

セント・メアリ・ル・ボウ(St Mary-le-Bow)は、シティ・オブ・ロンドンのチープサイドにある由緒ある教会です。
1666年のロンドン大火の後に、建築家クリストファー・レンによって建て直されたこのバロック様式の建物は、グレードⅠの指定建造物です。

古くはサクソン(七王国)時代からこの教会が存在していた考古学的証拠があります。中世では1091年の記録的な竜巻で破壊された記録があり、ノルマン朝(1066〜1154)の後期は、石造りのボウ(石工の用語でアーチのこと)を持つ「聖マリア・デ・アーキュバス」という教会として知られていました。
13世紀以降、この教会はカンタベリー主教区の教会であり、英国国教会教会の裁判所であるCourt of Archesもありました。この教会の鐘、通称「ボウの鐘」(Hackney Marshesまで聞こえていた)は当時、シティ・オブ・ロンドンの夜間の外出禁止令を知らせるために使われていました。
街のシンボルとして愛されるようになったのは14世紀以降のことで、シティ・オブ・ロンドンの人々は毎朝5:45の鐘で起きて夜21時の鐘で一日を終え、この習慣は500年間続いていました。
このため、伝統的な「ボウベル(ボウの鐘)が聞こえる範囲で生まれた者が真のコックニー(ロンドンっ子)だ」という言い回しも有名です。

小さな教会ですが美しい内装は一見の価値があり、また地下のクリプトにはカフェもあるので、シティ散策にぜひ立ち寄りたいスポットです。

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住所Cheapside, London EC2V 6AU
URLhttps://www.stmarylebow.org.uk/
開館時間月〜金 07.00 – 18.00
料金無料
アクセスMansion House駅、bank駅から徒歩3〜4分

セント・メアリ・ル・ボウ St Mary-le-Bow