ロンドンの中華街（チャイナタウン）は、ウエスト・エンドにある。
ヨーロッパで最大規模のチャイナタウンで、高級店からリーズナブルなお店まで、100以上の中華料理の専門店が密集している。
2月には中国の旧正月を祝う、チャイニーズ・ニュー・イヤーの盛大なお祭りが行われることでも有名。

劇場が立ち並ぶシャフツベリー・アベニューの南側にあり、ソーホーの南の境界線となっている。
ジェラード・ストリートには牌楼を模した中華門が立ち、すぐに一帯が中華街であることがわかる。
このジェラード・ストリートを中心に、ライル・ストリート、ウォーダー・ストリートの一帯に中華料理店がびっしりと軒を連ね、中国語が飛び交い、道路名の表示もここでは漢字名が併記されている。
ロンドンの中でも最も異国情緒ただようエリアだが、日本の中華街とはまた異なり旧植民地である香港のような趣き。
植民地の影響もあってか、広東料理がベースの味がメインで、日本でもお馴染みのメニューが食べられるだろう。

「ロンドンで一番おいしいのは中華料理」とロンドンっ子にも人気が高く、多くの店が手頃な価格で楽しめる。
和食の店も何軒かあるので、アジアの味が恋しくなったらチャイナタウンを訪れたい。

ピカデリー・サーカス駅からシャフツベリー・アベニューを歩いて尋ねたり、レスター・スクエア駅からもすぐなので、ソーホー散策ついでにランチを楽しんでみよう。

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