ピカデリー・サーカス Piccadilly Circus

ヨーロッパ最大の繁華街の中心地

ピカデリー・サーカス(Piccadilly Circus)は、ロンドンのウエスト・エンド地区にある広場。

高級店が軒を連ねるピカデリーとリージェント・ストリートの交差点として1819年に作られ、現在はシャフツベリー・アベニュー、ヘイマーケット、コヴェントリー・ストリートなどもこの広場のロータリーに繋がっている。
ウエスト・エンドの中心であり、周辺は人気ショップや劇場などのエンターテインメント施設が密集している。
観光客や買い物客はもちろん、バスやタクシーなども頻繁に乗り入れ、広場近辺は夜遅くまで常に混雑していて賑やか。
広場の北東のビルの街頭ディスプレイとネオンサインの光景はとても有名で、数多くの映画やドラマに登場する近代ロンドンの顔と呼べる場所だ。
広場の中心にあるエロスの像と台座の噴水はピカデリー・サーカスのシンボルであり、記念撮影をする観光客や周囲で時間を潰す人々で賑わっている。台座の噴水は設計ミスで水が周囲に溢れてしまう曰くつきのもので、実際は水は流れていない。
とにかく年中人が多いため、人混みではスリに注意を。近くには警察官も随時巡回している。

広場の下にはロンドン地下鉄ピカデリー・サーカス駅があり、ヒースロー空港からはピカデリー線で1本で来ることができる。

街歩きガイド

欧州でも最大規模の繁華街のピカデリー・サーカスは、ロンドンの中心であり、街歩きには欠かせないポイント。
地下鉄ピカデリー・サーカス駅にはピカデリー線とベーカールー線が乗り入れていて、どこへ行くにも、ここから歩き始めるにもぴったり。
周辺には各種ショップに飲食店、劇場、映画館が密集していて、歩いて充分に巡ることができるため、マイペースにロンドンの中心地を歩き倒してみよう。

まずは広場を北東から南に通るリージェント・ストリートは、数々の一流ショップが立ち並ぶロンドン最大のショッピング・ストリート。南下すればペル・メル(Pall Mall)に突き当り、そのままヨーク公記念碑の階段を登ればバッキンガム宮殿に続くザ・マル(The Mall)に出る。
広場から西に伸びるピカデリーには、高級店が立ち並ぶストリート。
東に伸びるシャフツベリー・アヴェニューは、劇場や映画館が密集しているエンターテイメントエリアで、ストリートの南側には中華街が、北側には数多くのレストランやカフェなどの飲食店が集まっている。レストランは多国籍なラインナップ。
コヴェントリー・ストリートにはお土産物屋さんやレストランがあり、突き当りにはレスター・スクエアがある。
レスター・スクエアは映画やお芝居の中心といえ、TKTSではその日の公演チケット(当日券)を安く購入することができるため朝から行列も。
ここを南下すればトラファルガー・スクエアにたどり着く。

住所Piccadilly Circus、London W1D 7ET
アクセスPiccadilly Circus駅降りてすぐ

ピカデリー・サーカスが登場する作品

ピカデリー・サーカス Piccadilly Circus