恐竜ファン必見の自然科学分野の博物館、楽しくユニークな展示は見応え十分
自然史博物館(Natural History Museum)は、ロンドンのサウス・ケンジントンにある自然科学の博物館です。
恐竜の骨格標本や樹齢1300年の巨木の断面の標本、バクテリアの化石まで、自然科学にまつわる収蔵品の数々が揃い、ロンドンでも屈指の人気を誇るスポットです。
敷地内には科学博物館(サイエンス・ミュージアム)が隣接し、東にはV&A博物館、北にはインペリアル・カレッジ・ロンドンなどが集まるアカデミックなエリアにあり、学生やファミリーの観光に大変おすすめです。
1881年、大英博物館の自然科学分野が分離・独立し、自然史博物館がオープンしました。
大英博物館設立のきっかけとなった、博物学者で開業医のハンス・スローンのコレクションの大半がここに収蔵されています。
世界中から集められた動植物の標本は4億点を越え、毎年30万点にのぼる新種が加えられています。
館内はブルー、グリーン、レッド、オレンジの4エリアに分かれ、それぞれテーマにそったコレクションが工夫をこらして展示されています。
オレンジゾーンにはダーウィンの生誕200周年にちなんで作られた「ダーウィン・センター」があり、3Dなどの先端技術を使ったビジュアル展示は、子供ならずとも大人も夢中になってしまうでしょう。
大聖堂やお城に見間違えそうな荘厳な建物は全長205mの巨大さを誇り、ロンドンを代表するロマネスク様式の建物となっています。
壁面のテラコッタや内部に飾られた絵、彫刻には動植物がモチーフのものが施され、建築物や内装に興味がある人も楽しめるでしょう。
冬季には敷地内にスケート・リンクが設置され、クリスマス・シーズンを楽しむ人々で賑わっています。
また、映画「パディントン」のロケ地としても有名。ファンなら一度は訪れたいスポットです。
オレンジ・ゾーン
ダーウィン・センターでは、最新の生物学研究に触れたり、科学者達の現場を知ることができます。
たくさんの生物が生息しているガーデン型のワイルド・ライフ・ガーデンは、夏季のみオープンしています。
館内マップ | https://www.nhm.ac.uk/visit/galleries-and-museum-map.html |
住所 | Cromwell Road London SW7 5BD |
URL | https://www.nhm.ac.uk/ |
TEL | +44 (0)20 7942 5000 |
開館時間 | 毎日 10.00-17.50(最終入場 17.30) |
閉館日 | 12/24〜26 |
料金 | 無料(寄付制) 企画展(エキシビジョン)は有料 |
アクセス | サウス・ケンジントン駅から徒歩3分 |