ローマン・バス（Roman Baths）は、ストランドのサマセット・ハウスの近く、ストランド・レーンにある歴史的遺産です。

このローマン・バスは、実際には1612年にに建てられた貯水槽の一部であり、当時のサマセット・ハウスの庭園の噴水に給水をしていました。噴水がなくなってしばらく放置された後、1770年代にサリー通りに作られた公共の水風呂のために使われていました。
1830年代からPRのために「ローマ時代の遺産」と呼ばれるようになり、波紋を呼びましたが、それだけロンドンの人々がローマ人に憧れていたものと考えられています。
現在もなお、この貯水槽は「ローマン・バス」と呼ばれ、ロンドンの小さな名所として知られています。

ローマン・バスは普段クローズされており、外から窓越しに少し観ることができます。
ちゃんと見学したい場合は、予約制となっています。見学は月〜金曜日に可能で、1週間前までの予約が必要です。
夏季（4〜9月）は正午12:00〜16:00まで、冬季（10〜3月）は正午12:00〜15:00まで。
予約申し込みは dcreese@westminster.gov.uk まで。

毎年9月に開催されるオープン・ハウスか、毎週火曜に実施されているサマセット・ハウスのオールド・パレス・ツアーで内部を観ることができます。

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