イギリス旅行が当たるチャンスも!「007 スペクター」ロケ地ガイド

本日12/4、日本でも待望の007最新シリーズ「スペクター」が公開されました。
本国では最高傑作と呼び声の高かった前作「スカイフォール」を上回るヒットを記録しており、007ファンならずとも観ないではいられないこの冬のマスト作品と言えるでしょう。

007シリーズといえばロンドンが舞台。
原作者のイアン・フレミング自身もかつてはボンドが属するMI6(英国の秘密情報部)の一員であり、ロンドンに住んでいました。
007シリーズの舞台としても最重要な場所であるこのロンドンは、007シリーズのみならず数多の映画の舞台となっており、映画ファンにとっても憧れの地といえます。

まずは、いま最も気になる「007 スペクター」に登場するロンドンをご紹介します。

 

ブレナム宮殿 Blenheim Palace

ウィンストン・チャーチルの生家であるブレナム宮殿はイギリスで最も素晴らしい大邸宅の1つです。
手入れされた緑地、ケイパビリティ・ブラウンが造った庭園や優雅な整形式庭園に囲まれ、天気のいい日に散策するには最適な場所となっています。
ロマン主義建築の偉業であるこの宮殿は世界遺産に登録されています。
『スペクター』にはスペクター会議が行われるヴィラの外観の代役としてブレナム宮殿が登場します。

ブレナム宮殿はロンドンではありませんが、日帰りで行くことができます。
オックスフォードからバスで30分ほどのところに位置し、宮殿内には湖や美しい庭園、小さな機関車が走るなどその広大さにただただ驚くばかりでしょう。
グロスター・グリーン・バス・ステーションからS3のバス(1時間に3便程度)に乗りウッドストックで下車します。

 

カムデン・タウン Camden Town

カムデンは長年にわたり様々な音楽ムーブメントの中心であり、1960~70年代を通して反体制文化が盛り上がった場所でした。今日でも特にメタル、インディー、ジャズやロックが盛んな音楽の発信地であり、街のいたるところに音楽施設があります。
『スペクター』では、ステイブルズ・マーケットの地下のドックがQの作業場の入口として使われました。

カムデン・タウンはロンドンでも最大のマーケットを誇り国内外の観光客から人気を集めるスポットです。
カムデン・マーケットのガイドはこちらから。

 

Photograph
Palace of Westminster, London – Feb 2007” by DiliffOwn work. Licensed under CC BY-SA 2.5 via Commons.
ウェストミンスター Westminster

ウェストミンスターでは、国会議事堂、ビッグ・ベン、ホース・ガーズ・パレードやウェストミンスター橋の幻想的な夜景をご覧いただけます。
観光客の天国であり、『スカイフォール』のような映画にも登場します。

ロンドンの代表的な観光スポットが集まり、国政の中心地であるウェストミンスターは、まさにロンドンの顔といえる場所。
スカイフォール、スペクターだけでなく、数多の映画に登場し、ビッグベンや国会議事堂などの風景を知らない人はいないはず。
ウェストミンスターの見どころはこちらから。

 

テムズ川 2008年2月18日撮影
London Thames Sunset panorama – Feb 2008” by Diliff投稿者自身による作品. Licensed under CC 表示 3.0 via ウィキメディア・コモンズ.

テムズ川 River Thames

テムズ川は何世紀にもわたってロンドンの生活を支えてきました。その間主に貿易船から王室御座船まですべての船のためのロンドンを通る主要な水上交通路としての役割を果たしました。今日ではロンドン中心部にあるテムズ川沿いの多くの象徴的なスポットのいくつかを周遊することができます。サウス・バンク、国会議事堂、シェイクスピアのグローブ座、テート・モダン。
『スペクター』ではボンドとマデリンの追跡シーンに出てきます

現在では、ウェストミンスターに次ぐロンドンの顔と呼べるスポットが点在するのがテムズ川沿い。
サウス・バンクロンドン・アイ(大観覧車)シティの高層ビル群、ロンドン橋、ロンドン塔、タワー・ブリッジ、テート・モダンなどなど…沿岸の散策ではおなじみのロンドンに次々巡り合えるでしょう。

 

The Cenotaph, Whitehall, London (14 July 2011) 7
ホワイト・ホール White Hall

ホワイトホールはロンドンで最も有名な通りの1つであり、かつてそこに建っていた歴史あるホワイトホール宮殿からその名前をとっています。パーラメント・スクエアからトラファルガー・スクエアまでを走る通りで、首相官邸があるダウニング・ストリートや、有名なホース・ガーズ・パレードもこの近くです。
『スペクター』ではMI6の外観に使われました。

ホワイト・ホールは、国防省や財務省、首相官邸(ダウニング10)、ホース・ガーズ(近衛騎兵の司令部)が並ぶ日本の霞が関のような場所です。
かつて第二次大戦中、戦時内閣と参謀本部が地下に設置される(チャーチル・ウォールームとして現存)など、政治と国防の最重要スポットとも言えます。

 

ロンドン市庁舎 City Hall

ロンドン市庁舎はテムズ川のすぐ横、有名なタワー・ブリッジから数百メートルのところに建っています。この地域で最も近代的な建物の1つであり、ロンドンで最も歴史的な建物のいくつかに囲まれています―ロンドン塔はちょうど川向こうです。ここはロンドン市長とロンドン議会の拠点です。

ロンドン市庁舎は、バトラーズ・ウォーフと呼ばれる一帯にあります。
タワー・ブリッジを挟んでロンドン塔のちょうど対岸にあり、ユニークなたまごのような形の建造物が目印。
周辺はヘイズ・ギャレリアと呼ばれる複合施設でショッピングや食事ができたりと、テムズ沿岸散策に外せない場所の一つです。

 
いかがでしたか?
いますぐ、ロンドンに行ってロケ地を訪れてみたくなりますね。

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憧れのロンドン旅行を目指して、ぜひ応募してみては!?

 
from 「Bond | VisitBritain | LoveWall」

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