鉄道のターミナル駅やバスターミナルは、空港間の移動をはじめ、コッツウォルズやウィンザー、オックスフォード、ケンブリッジ、リーズ城、バースなどへの移動や日帰り旅行の際に利用する。

ロンドンは、市の中心部を囲むように鉄道のターミナル駅が設置されている。
特にロンドンはイギリス全土からの路線が集約するハブとして機能しており、東へ行くなら東部の、南へ行くなら南部の駅からというように、目的地によって利用するターミナル駅が異なる。
例えば西へ向かうなら主にパディントン駅が玄関口になる、このような特徴を知っているだけでロンドン好きの中級者と言えるだろう。
ターミナル駅を使いこなして、ロンドン旅行に＋αの深みを加えよう。

バスはシンプルで、国際線も含め全てヴィクトリア・コーチ・ステーションが発着点。
ヒースロー・セントラル・バス・ステーションからは、各都市へのバスのほか、ロンドンの他の空港間を連絡するバスも出ている。

乗り換えには余裕を

ロンドンを経由して他の地域へ行く時は、ターミナル駅間の乗り換えを地下鉄かバスで行う。荷物が多くて面倒であればタクシーもよい。
地下鉄は遅延や運休、ストの影響、バスなら交通状況による遅延を見込んで、乗り換えには十分な時間の余裕をもっておきたい。
観光シーズンや週末、また朝や夕方などは切符を買う窓口の混雑が考えられ、なおさらスケジューリングに余裕を。
乗車券を買う手間を省くために乗車券を予めインターネットで買っておくのも手だ。
予定が確定しているのであれば、2〜3ヶ月前に乗車券を購入すると割引価格で買えることもある。

乗車券の購入

現地で乗車券を買う場合、特に大きなターミナル駅は複数の鉄道会社が乗り入れており、どの窓口か不明な時はまずはメインの窓口かインフォメーションで確認を。
チケットの購入は、窓口の係員が一番安いものや最短で着くものなどを提示してくれるので、案外難しくない。
まずは、どこへどういきたいのかハッキリと意思表示を。
間違ったチケットを買って乗り越してしまうと、差額を払えば済むわけではなく罰金が発生するので、必ず購入チケットの確認を。
英語に自信がなければ、「行き先」「乗車券の種類（片道 Single／往復 Return／オープンリターン Open Return ※復路の日が未定）」、「1等（ファーストクラス）／2等（スタンダードクラス）」の希望を書いた紙を係員に渡すか、自動券売機で購入すればいい。

ロンドン 空港ガイド
ロンドンの鉄道ガイド
その他空港からロンドン市内へのアクセス
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