ランベス宮殿 Lambeth Palace

カンタベリー大司教のロンドンの邸宅

ランベス宮殿(Lambeth Palace)は、テムズ河のウェストミンスター宮殿(国会議事堂)の対岸、ランベス・ノースに位置するお城です。
英国のカンタベリー大司教のロンドンの公式の滞在場所であり、イベントやレセプション等で使用されていますが、通常は一般に公開されていません。

元来ランベス・マナーまたはランベス・ハウスと呼ばれていた場所に、12世紀にカンタベリー大司教が作った建物がランベス宮殿の始まりです。
現存する中で最古のチャペルや1435~40年頃に作られたロラード塔など歴史的な建築物があり、グレードⅠの指定建造物に指定されています。
敷地内には、バチカン以外では最大の宗教コレクションを持つランベス宮殿図書館があり、イングランド教会の重要な記録やエリザベス1世の聖書を含む貴重な蔵書が所蔵されています。

同じ敷地内には、セント・メアリー・アト・ランベス教会がありましたが、1972年に教会として使用が中止され、
現在は庭園博物館として一般公開されています。

住所Lambeth Palace, London SE1 7JU
URLhttps://www.archbishopofcanterbury.org/about-lambeth-palace
アクセスLambeth North駅から約7分
ランベス宮殿 Lambeth Palace