14世紀から残る王室の保管庫の歴史を知る
ジュエル・タワー(Jewel Tower)は、かつてのウェストミンスター宮殿の現存する建物の一部であり、ウェストミンスター寺院の裏側、ウェストミンスター宮殿(国会議事堂)の向かいにあります。
ジュエル・タワーは、1365年頃にエドワード3世の財宝を収容する目的で造られたもので、「王の秘密のワードローブ」として知られていました。
ヘンリー8世時代の火事の後は王室の服飾品の倉庫として使われ、16世紀の終わりからは国会議員の議員預託保管所になると1階に防火用の強力な部屋が追加され、保護レベルが強化されました。
1834年のウェストミンスター宮殿の火災による焼失を逃れた2つの建物のうちの1つであり、現在までウェストミンスターに残る歴史的建造物として貴重な観光名所となっています。
19世紀に議会の文書がビクトリア・タワー(ビッグ・ベン)に移された後は政府機関の事務所として使われ、第二次世界大戦のダメージが修復された後に一般に公開されるようになりました。
今に残る13世紀のウェストミンスター宮殿の天井の彫刻や、14世紀のリブ付きの金庫、ドレッサーのレプリカ、18世紀の事務室などが復元され、歴史的な遺産をじっくり楽しめるスポットとなっています。
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住所 | Abingdon Street, Westminster, London, SW1P 3JX |
URL | http://www.english-heritage.org.uk/visit/places/jewel-tower/ |
開館時間 | 2017年9月末まで 月〜日曜日 10:00 - 18:00(最終入場は17:30) |
休館日 | 12/24〜26 |
料金 | 大人:£5.00/£5.50(寄付込) 子供 (5〜15歳):£3.00/£3.30(寄付込) 家族 (大人2人, 子供3人):£13.00/£14.30(寄付込) イングリッシュ・ヘリテージ・オーバーシーズ・ビジター・パス、ロンドン・パスでも入場可能です。 |
アクセス | Westminster駅から5分 |
ジュエル・タワー Jewel Tower