1703年にオペラハウスとして設立されたが、後に2度火災で消失。
1897年、現在の建物に再建後はミュージカルの劇場として生まれ変わり、以降オペラやミュージカルの傑作を上演し続けている。
Her Majestyとは「女王」の意味で、国王の性別が変わるとこの名前も変わる由緒あるシアター。（男性ならHis〜）

ちなみに、お芝居が好きなエリザベス女王のこと。
時折お忍びでシアターに訪れ、なんと一般席で観ていることもあるという。
女王様のための劇場で女王様に遭遇できるラッキーなハプニングはあるだろうか？

現在は、1986年から「オペラ座の怪人」をロングラン上映中。
「オペラ座の怪人」は、史上最も高収益をあげたミュージカルとして有名、誰もが知るミュージカルの中の王様的演目だ。
ロイド・ウェーバーの音楽と豪華な舞台装置が圧倒的。
初演以来30年、1万1000回の上演数を越えてもなお、日々観客を魅了し続けている。

この劇場内部は4階建てで1145人強を収容できる大きな劇場だが、リピーターも多い人気公演のためチケットの入手は簡単ではない。
旅行の計画を立てたら、早めにチケットをオンラインで予約しておくといいだろう。