サー・ジョン・ソーン博物館（Sir John Soane's Museum）は、ホーボーンにある博物館です。
ジョン・ソーン卿（1753～1837）はイギリスを代表する18世紀の建築家で、イングランド銀行を設計した事でよく知られています。自宅であったこのミュージアムの建物も自身によって改築・増築されているので、建物自体も見どころ。
約180年前にこの偉大な建築家が亡くなった後、この家はそのままミュージアムとして保管され一般に公開されるようになりました。
生前に手がけたプロジェクトの図面やホガース、ターナー、カナレットなどの絵画や彫刻、アンティーク、家具、建築モデルなど、75,000点以上の多岐にわたるコレクションが収集されています。

ジョン・ソーン博物館ならではの特徴は、その展示品のユニークさにあります。隠し部屋の構造の絵画エリアや、古代エジプトの石棺や彫刻など、個人のコレクションとしては驚くべき貴重なものもあり、素晴らしい機会を楽しめることでしょう。
邸宅という限られたスペースのため博物館としてはかなり狭く、コレクションが所狭しと並べられており、入り口で特に大きな荷物は預ける必要があります。また、混雑時は入場制限がかかり、先の人が出るまで入場を待つ必要があります。
ミュージアム内での写真撮影は禁止されています。