旧王立海軍大学（Old Royal Naval College）は、グリニッジの世界遺産の一部の建物群です。
1669年にチャールズ2世が造ったキングス・ハウスが始まりで、ヘンリー8世とエリザベス1世の出生地でもあります。
その後は海軍大学として使われていた歴史を持ち、1694年に3つの建物を加えて現在の姿になりました。この監督は、ロンドン大火後に現在の多くのロンドンのアイコン的建物を手掛けた名建築のクリストファー・レンです。
敷地内には水兵達のダイニング・ホールとして使われていたペインテッド・ホールと、ロココ式の美しい礼拝堂（チャペル）や病院があります。
この英国屈指の建物の数々は、パイレーツ・オブ・カリビアンやフォー・ウェディング、007 スカイフォール、 マイティ・ソー/ダーク・ワールドといった映画やドラマの撮影にたびたび使われており、見たことがあるような景色に思いがけず出会えるでしょう。
ビジター・センターでも、旧王立海軍大学と港湾都市グリニッジにまつわる充実した展示が行われています。

ペインテッド・ホール

18世紀の傑作であるペインテッド・ホールは、300年にわたって訪問者を驚かせています。
当時の英国の海軍力と繁栄を表した内部の美しい装飾や絵画によって、英国のシスティーナ礼拝堂として知られています。
マルチメディアガイドの使用、専門家による開設ツアー、インタラクティブな展示、無料の子供向けアクティビティが実施されています。

チャペル

東に位置するドーム型の美しいロココ式のチャペルも、一見の価値があります。
1779年の火災で壊滅的な被害を受けた後、ジェームズ・スチュアートによって改装された新古典派のインテリアを見学しましょう。

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