セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ教会（St Martin-in-the-Fields）は、トラファルガー・スクエアの北東に面した教会です。
ナショナル・ギャラリーの正面に立って右を向くと、白壁に青い時計が美しく映える荘厳な姿を目にすることができます。

1222年創建の歴史ある協会は、かつてウェストミンスターとシティの間の「フィールド」にあったことからこの名前がついています。
現在の建物は1726年にジェームズ・ギブスによって建設され、新古典主義とバロック様式を融合したデザインは、その後の多くの教会の模範となりました。
教会は、アカデミー室内管弦楽団（Academy of St. Martin-in-the-Fields）の本拠地でもあります。
クラシックのコンサートや展示会、無料のランチタイム・コンサート（月、火、金曜日）、毎週のジャズ・ナイトなどが開催されており、文化的なイベントを楽しみに訪れる人もたくさんいます。

地下のショップでは、書籍やバラエティ豊かなロンドン土産が売られているので、お土産探しにおすすめのスポットです。
クラシックやジャズ・コンサートのチケットは、ショップで購入することができます。

カフェ・イン・ザ・クリプト

教会の左側にガラス張りの筒状の入り口があり、ここを階段で下るとカフェ・イン・ザ・クリプトに行くことができます。
地下のクリプトでは、セルフサービスの軽食がとれたり手軽なアフタヌーン・ティーが楽しめ、ランチや休憩にぴったりです。
クリプトとは墓地のことで、床や壁に並ぶ墓碑を見てみるのも面白いでしょう。
ライブが行われる水曜日の夜は、18:30以降はチケットを持っている人のみ入れます。