ウィンチェスター・パレス（Winchester Palace）は、サザークにある教会跡（史跡）です。
イングリッシュ・ヘリテージによって保護されており、グレード2の指定建造物です。

ウィンチェスター・パレスは、かつて、中世のロンドンで最大かつ最も重要な建物の1つでした。13世紀初め、権力者であったウィンチェスター司教のタウン・ハウスとして作られた宮殿でした。かつてはテムズ川から直接物資を持ち込むために地下には川に通じる地下室があり、刑務所や醸造所、肉屋、テニスコート、ボウリング場なども備えていました。1814年に大部分が火事で焼失しました。
現在、ここでは残存するグレート・ホールの壁とその印象的な建築様式を見ることができます。切り妻壁を飾る、素晴らしいバラ窓を観察しましょう。また、ホール跡には中世風の庭が作られているので、こちらも見下ろして楽しむことができます。
最寄り駅はロンドン・ブリッジ駅で、ロンドン・ブリッジやシャード、バラ・マーケット、サザーク大聖堂などと合わせて、テムズ南岸のサザークの散策におすすめです。

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