高級ビスポークが軒を連ねるストリート
サヴィル・ロウ(Savile Row)は、ロンドンのメイフェアにあるストリートです。リージェント・ストリートの西を平行して南北に伸び、メイフェアの高級ショッピング街を形成しています。
サヴィル・ロウは、紳士服の高級ビスポーク(テーラーメイド)店が集まっていることで有名で、かつてはチャーチルやネルソン提督、ナポレオン3世といった歴史的偉人もここの店を使っていました。
チャールズ皇太子などのロイヤル・ファミリーを顧客に持つ店もあり、サヴィル・ロウは"golden mile of tailoring"と称されることもあります。
ビスポーク・テーラーという言葉はサヴィル・ロウが生んだと言われ、日本語の「背広」の語源となったという説もあり、世界のスーツ文化の発祥地です。
また、3番地にはビートルズが設立したレコード会社のアップル・コアがあり、ビートルズ・ファンにとっての聖地の1つでもあります。
近年では、映画「キングスマン」のスパイ組織の拠点がある場所(Huntsman & Sons)として注目を浴びました。
サヴィル・ロウにある主なテーラー
Cad & the Dandy、Steed Bespoke Tailors、Davies and Son、Gieves & Hawkesm(王室御用達)、Hardy Amies、Norton & Sons(チャーチルが利用)、Chittleborough & Morgan at Nutters Ltd
(お店は一部です)
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アクセス | Piccadilly Circus駅から徒歩3分 |
サヴィル・ロウ Savile Row