ミステリーの女王、アガサ・クリスティの銅像
アガサ・クリスティの記念碑(Agatha Christie Memorial)は、ロンドンのレスター・スクエアにある記念碑です。
レスター・スクエア駅を出てすぐ、劇場街の中心にあり、記念碑の近くには、アガサ・クリスティの「ネズミ捕り」を、1952年からロングラン上演しているセント・マーティンズ劇場があります。
アガサ・クリスティへの敬愛と書き下ろしの戯曲「ネズミ捕り」のロングランを称えるもので、本を模した像には彼女の作品の登場人物が彫られ、中心には彼女の等身大の胸像があります。
ミステリーの女王ことアガサ・クリスティの作品は、数々の映像化や舞台化を経て、今もなお、世界中で愛され続けています。
デヴォンシャーで生まれたアガサ・クリスティは母によるユニークな教育を受け、薬剤師の助手としての勤務、結婚と離婚などの経験を経て、ミステリー小説家として数々の名作を残しました。
ロンドンに住んでいたこともあり、ケンジントンのシェフィールド・テラスにいた頃に「オリエント急行の殺人」、「ABC殺人事件」、「そして誰もいなくなった」などの作が発表されました。
ブラウンズ・ホテルのティールームの常連であり、作中でもティールームが登場していたり、名探偵ポワロ(TVドラマ)のポワロの住居兼事務所として使われたフローリン・コートなど、ロンドンには彼女自身や作品に縁のある場所がたくさんあります。
住所 | Cranbourn St, Covent Garden, London WC2H 9JZ |
URL | http://www.agathachristiememorial.co.uk/ |
アクセス | レスター・スクエア駅から徒歩2分 |
アガサ・クリスティの記念碑 Agatha Christie Memorial