ポロック玩具博物館（ポロックス・トイ・ミュージアム Pollock's Toy Museum）は、ロンドンのフィッツロビアにあるおもちゃのミュージアムです。

19世紀、子供達に人気があったトイ・シアターという立体型紙芝居を生産していたベンジャミン・ポロック氏は、世界中のおもちゃをコレクションしていました。
1956年に創始者のマルゲリーテ・フォードリーがポロック氏の在庫と蒐集物を引き継ぎ、コヴェント・ガーデン近くにおもちゃの小さな博物館を開設したのが始まりです。
1969年に収蔵品が収まりきらなくなると、博物館は現在のスカラ・ストリートに移転し、地上階にはショップも設けられました。
コレクションは、この博物館のルーツであるトイ・シアターをはじめ、おもちゃの兵隊やドールハウス、テディベアなど英国定番のもののほか、1970年代までの欧米のさまざまなおもちゃがあります。

小規模なミュージアムですが、子供だけでなく、大人もつい童心に帰ってしまうレトロで夢あふれる空間を楽しめます。
ショップには、子供がお小遣いで買えるくらいのおもちゃがたくさんあり、お土産探しにもピッタリです。