グリニッジ・パーク（Greenwich Park）は、グリニッジにある王立公園です。ロンドンの8つのロイヤル・パークの1つで、74haの広さがあります。
ユネスコの世界遺産である港湾都市グリニッジにあり、パーク内には旧王立天文台（グリニッジ天文台）と国立海事博物館、クイーンズ・ハウスがあります。17世紀の風景が残るこの象徴的な公園は、ローマ時代まで遡る古い歴史を持っています。
広大な園内には、上記の観光名所のほか、バラの庭園、カフェ、シカ園、テニスセンター、クイーンズ・オーチャード（果樹園）、ウルフ将軍の像などの見どころがあります。
歴史的建造物や遺産が多い場所であり、観光客だけでなく、イギリスの学生達も多く訪れる賑やかな場所です。
天文台や海事博物館、カティ・サーク号、グリニッジ・マーケットなどを楽しみながら、テイクアウトの食べ物を食べたり、一休みしたり、園内のスポットを散策したりと、のんびり楽しめる憩いの場として一日楽しめるでしょう。

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ローズ・ガーデン（The Rose Garden）

バラ園は、グリニッジ・パークの中でも人気の高いスポットです。
公園の東にあり、そばには、かつてパーク・レンジャーの住まいであったジョージアン様式の邸宅（レンジャーズ・ハウス）があります。
バラのシーズンである6〜7月には、このエレガントな家を背景に、数々の美しいバラが咲き誇る景色を楽しめます。

パビリオン・カフェ（The Pavilion Café）

このカフェは、王立天文台のそばの丘の頂上にあります。
1906年に建てられた八角形の建物の上部には、望遠鏡を覗くネルソン提督の風向計とある鳩小屋があります。
天気のよい日は、広いパークの眺めをパノラマで楽しめます。冬は、寒さを避けてのんびりと一休みに訪れてみてください。

ブレックファーストやハンバーガー、カレー、ピザ、サラダなどを食べることができます。
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オープン時間
11月〜3月 9.00 am - 4.00 pm （クリスマスはクローズ）
4月・10月 9.00 am - 5.00 pm
5月〜9月 9.00 am - 6.00 pm

ウルフ将軍の像（General Wolfe Statue）

ジェームズ・ウルフ将軍（1727-1759）は、カナダでフランス軍に勝利し、カナダにおけるイギリスの支配の確立に貢献したことで知られています。
このウルフ将軍を記念する像は1930年に作られたもので、グレードⅡの指定建造物です。

シカ園（The Wilderness - Deer Park）

グリニッジ・パークのシカ園は、ロンドン最古のシカ公園です。アカシカとダマジカが生息しています。
もともとシカ達は公園の全域にいましたが、人が多い場所を避け、今のシカ園がある公園の南東エリアに囲われることになりました。
シカ園のエリアは荒野の姿のままで、深い森林と古代の木々は、他の野生生物の保護区でもあります。クワガタなどの甲虫類、さまざまな野鳥、コウモリ、キツネ、ネズミなども生息しています。

クイーンの果樹園（The Queen's Orchard）

果物や野菜が栽培されているクイーンズ・オーチャード（果樹園）は、公園の北東にあり、約0.3ヘクタールの広さがあります。
この果樹園には、15世紀に植えられていたりんご、洋ナシ、さくらんぼ、プラム、桃、アプリコット、ネクタリン、メドラー、マルメロなどが育成されています。
※果樹園は冬季はクローズされています（3月から開園）