ハリポタファンやミステリーファンなら見ておきたいスポット
スコットランド・ヤードは、ロンドン警視庁の本部の一般的な通称です。正式には、ニュー・スコットランド・ヤード(New Scotland Yard)と呼ばれています。
北側にある赤いレンガ造りのノーマン・ショウ・ビルは、スコットランド・ヤードの2代目の建物であり、現在は議員官舎として使われています。
ウェストミンスター橋から左手に国会議事堂とビッグ・ベンが見えたら、その反対側にウェストミンスター駅があり、さらにその右にノーマン・ショウ・ビルとスコットランド・ヤードがテムズ川沿いに並んでいます。
スコットランド・ヤードは、イギリスのミステリー作品や推理・探偵小説にもよく登場するため、特にミステリーファンには馴染みがある存在でしょう。
現在のスコットランド・ヤードは4代目の現代的な建物であり、並びの2代目のノーマン・ショウ・ビル(2代目)は、小説のシャーロック・ホームズやエルキュール・ポアロ・シリーズにも登場する時代のもので、実際にTVドラマ「名探偵ポワロ」でも使われています。
映画のハリー・ポッターで魔法省の入り口として使われていおり、ハリポタファンにもおすすめしたいスポットです。
ちなみに、このノーマン・ショウ・ビルが使われ始めたのは1890年のことで、ホームズの「緋色の研究」(推定1881年)や、有名な切り裂きジャック事件(1888年)の時点では、スコットランド・ヤードはまだ初代の建物だった時代です。
1887年にデザインされたノーマン・ショウ・ビルは、北館がグレードⅠ、南館がグレードⅡの指定建築物とされています。
スコットランド・ヤードの道を挟んで北側にはビクトリア・エンバンクメント・ガーデンズという緑地があり、夕方などは、お仕事を終えた騎馬隊の馬が草を食べている光景を見ることができます。
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ニュー・スコットランド・ヤード https://www.met.police.uk/ | Victoria Embankment, Westminster, London SW1A 2JL Westminster駅からすぐ |
ノーマン・ショウ・ビル |