ロンドンのバスガイド

ロンドン中心部は、おおよそ山手線圏内の1.3倍ほどの規模だ。中心部に多くの観光地が集まっており、足と交通機関を使った街歩きにぴったりと言える。
ロンドン名物である地下鉄や赤い2階建てバスのダブルデッカー、黒塗りのタクシーを上手に利用してタウンウォッチングを楽しもう。

ロンドンのバス

ダブルデッカーと呼ばれる赤い2階建てのバスは、地下鉄と並んでロンドンのシンボルと言える。
多数の路線があり、地下鉄では行きづらいエリアへもアクセスが可能、タクシーに比べて格段に割安とこれ以上ないタウンウォッチングに最適な乗り物だ。
デメリットは渋滞にハマることのタイムロスくらいだが、拉致があかないときは最寄りで降りて地下鉄に乗り換えればOK。
また、故障などで地下鉄が止まってしまうことも珍しくないロンドンでは、バスに乗り換える選択肢も頭に入れておきたい。
気軽に使える最強の"足"を使いこなして、ロンドンの街を縦横無尽に歩き回ろう。

 

これだけは知っておきたいポイント
運賃

バスの運賃は移動するゾーンや距離に関係なく片道£2.5均一、オイスターカードなら£1.5均一。(2015年現在)
現金は使えず、オイスターカードかトラベルカードに限られるのでどちらか必ず持っていたい。
→交通パスのページ参照
バスの中でチャージはできないので、予め最寄り駅などでオイスターのチャージを忘れずに。

 

24時間運行バス

中心部を運行する路線の中には24時間運行のものもある。
深夜帯はナイトバス同様運行が少なくなるので、運行スケジュールはバス停留所のタイムスケジュールなどで確認を。

 

ナイトバス

夜遊びに嬉しい深夜バスもある。
ナイトバスのバスナンバーは数字の前にNがついており、停留所にN◯◯という路線があればナイトバスも停まることがわかる。
24時を過ぎると運行が始まり、日中のバス運賃と同料金と心強い。
1時間に1本程度だが、週末は20〜30分に1本間隔で運行している。
※1デイトラベルカードの乗車時間は翌日の4:30まで。
バスだからと安心せず、防犯のためには運転席の近くに座りたい。

ナイトバスのルートは、日中のルートと異なる場合があるので、詳細なルートの確認はこのpdfなどで予め確認を。

バスの停留所

道路沿いにある右図のようなポールがバスの停留所だ。

白地に赤のマークの下の赤帯の文字が「BUS STOP」ならバスは合図しなくても停まるが、「REQUEST」の場合はバスの運転手さんに手を振るなどして合図して停まってもらう。
合図しなくても停まる路線のバスでも、念のため乗りたい意思表示として手を軽く上げるなどしたほうが無難。

グレイの帯の文字はバス停の名前。
towards 地名 は行き先や向かう方面を意味している。

下の数字は、そのバス停に停まる路線。
乗りたい路線のバスが走っているかここを見ると判別しやすい。
数字のあるマスが黄色い場合は乗る前にバス停の券売機で切符の購入が必要な路線。
数字の頭にNとあるものは前述のとおり、ナイトバスが停まることを意味している。

London Buses Boundary Road bus stop F 011

BUS STOP LONDON v2

バスの乗り方

ロンドンのバスは日本のバスと大きく変わらず特に心配はいらない。
流れとちょっとしたルールを把握したら、スムーズで快適なタウンウォッチングを!

 

【1】バスの路線図を用意する

駅や空港のインフォメーションや観光案内所で、バス路線図をもらうことができる。
予め、上記のpdfを保存してモバイル端末に保存しておくか、プリントアウトしていくのもよい。

 

【2】乗りたい路線を確認する

目的地への路線をマップを見て確認。
もしくは、Google Mapの経路検索を行うと、右図のように乗るべきバスの路線や所要時間などもわかるので便利だ。

 

【3】バス停を探す

バスの停留場は、先で説明したようなバス停の目印を探せば簡単に見つかる。
ロンドン市内なら、交通量の多い通りなら概ねバスが走っていると言ってよく、バス停もすぐに見つかる。
最寄りのバス停には乗りたい路線のバスが来ない場合は、目的のバス停を探して移動しよう。
バスの停留所は日本と同じく反対方面に向かう2つが対に設けられており、車道は日本と同じ左側通行なので、目的地がある方向に向かうバスに乗れば概ね間違いはない。
心配な場合は、バスに乗る際に運転手さんに「Does this bus go to ◯◯?(このバスは◯◯に行きますか?)」と訪ねてみよう。
方向が違っていたりすれば違うと教えてくれるはずなので、間違って見当違いの場所に行ってしまうことはないだろう。

 

【4】バスに乗る

乗りたい路線のバスは、バスのフロント表示を見て確認しよう。
数字と行き先が表示されており、行き先の地名がよくわからなくても数字が合っていれば大丈夫。
ちなみに、2階建てバスは原則として立ち乗りが禁止されているため、混雑時は合図をしても停まらずに通りすぎてしまうこともある。
この場合は諦めて次のバスを待とう。

バスは前方の乗降口から乗り、トラベルカードの場合は運転手さんにチケットを見せ、オイスターカードの場合は車内の黄色いカードリーダーにタッチすればOK。

 

【5】バスから降りる

日本と同じく、停留所が順番にアナウンスされるので、目的の停留所がアナウンスされたら赤い降車ボタンを押して合図をしよう。
降車ボタンを押すと、車内の電光掲示板に「Bus stopping」と表示されるようになるので、次で停まることがわかる。

目的地や降りる停留所がよくわからない場合は、運転手さんに聞けば教えてもらえるので運転手さんの近くに座るとよい。
「Where should I get off for ◯◯?(◯◯に行くのにはどこで降りればいいですか?)」
降りるときはバスの中ほどか後部の乗降口から。料金は前払いのため、目的の停留所についたらそのまま降りてよい。

バスの行き先変更に注意

目当てのバスに乗っていても、交通状況や道路の工事の影響など、さまざまな理由でバスが行き先を変更したり、途中でサービス外になることがある。
行き先が変わったアナウンスがされて気づけたり、車内の次のバス停の名称が表示されなくなるなどで気づくことができる。

途中でサービス外になった場合は、地下鉄駅周辺で降ろされることが多いので、そこからまた地下鉄やバスに乗ってルートを修正したい。
行き先が変更になった場合、最後まで乗っていると、思いがけないところまで連れて行かれてしまう可能性があるので、とりあえず早めに地下鉄駅が近くにあるバス停で降り、ルートの修正をするのが無難。

幸いにも、ロンドン市内はバスの路線も本数も多いため、見知らぬ、予定外の場所で降りてしまっても、焦らずGoogle Mapなどで調べてルート復旧をしましょう。

観光におすすめのバス路線

観光地やショッピングスポットを巡るおすすめの路線をご紹介。
うまく使いこなして、ロンドン横断バスの旅を満喫しよう。

9オルドウィッチ〜トラファルガー・スクエア〜マル・メル(ペル・メル)〜グリーン・パーク〜ハイド・パーク・コーナー〜ナイツブリッジ〜ケンジントン・ハイ・ストリート〜ケンジントン・オリンピア〜ハマースミス
15トラファルガー・スクエア〜オルドウィッチ〜セント・ポール〜モニュメント〜タワー・オブ・ロンドン〜オルドゲート・イースト〜ライムハウス
(DLRのブラックウェル駅に接続可)
23
(24時間運行)
リヴァプール・ストリート駅〜バンク〜セント・ポール〜オルドウィッチ〜トラファルガー・スクエア〜ピカデリー・サーカス〜オックスフォード・サーカス〜マーブル・アーチ〜パディントン〜ベイズウォーター〜ウェストボーン・グローブ〜ラドブローク・グローブ〜ケンサル・ロード〜ウェストボーン・パーク
24
(24時間運行)
ピムリコ〜ヴィクトリア〜ウェストミンスター〜トラファルガー・スクエア〜レスター・スクエア〜トッテナム・コート・ロード〜カムデン・タウン〜ハムステッド・ヒース
274イズリントン(エンジェル)〜カレドニアン・ロード〜マーケット・エステート〜アガー・グローブ〜カムデン・タウン〜ズー(ロンドン動物園)〜ベイカー・ストリート〜マーブル・アーチ〜ランカスター・ゲート
453
(24時間運行)
メリルボーン駅〜ベイカー・ストリート駅〜グレート・ポートランド・ストリート駅〜オックスフォード・サーカス〜ピカデリー・サーカス〜トラファルガー・スクエア〜ウェストミンスター〜エレファント&キャッスル〜ブリックレイヤーズ・アームズ〜オールド・ケント・ロード〜ニュー・クロス=デプトフォード・ブリッジ
RV1コヴェント・ガーデン〜オルドウィッチ〜ウォータールー〜ロイヤル・フェスティバル・ホール〜サザーク・ストリート〜ロンドン・ブリッジ駅〜トーレイ・ストリート〜タワー・ブリッジ〜タワー・ゲートウェイ