ロンドンのナショナル・ギャラリーの名画を紹介しながら西洋美術史を学ぶオンラインアカデミーです。
大英博物館のアシスタントキュレーターの経歴を持つ美術史家が、名画の魅力や西洋絵画の発展を時代ごとに4回に渡り解説します。
知的好奇心を刺激するわかりやすくドラマティックな解説で、美術や歴史に興味を持ち始めたお子様も楽しく受講できます。
オンラインならではのズーム機能を駆使し、通常の美術館見学では見ることが難しい作品の細部まで鑑賞できます。
画家達のこだわりや秘められたメッセージを読み解く手掛かりにもなり、より奥深い絵画の世界に触れることができます。

第1回：宗教画〜ルネサンス

■ポイント
• 宗教画の読み解き方
• 三次元（奥行き）、四次元（時間）表現を二次元（絵画）に表現する工夫
• 絵画の構成や色彩などの役割を読み解く

■紹介作品例
パオロ・ウッチェロ「サン・ロマーノの戦い」
ヤン・ファン・エイク「アルノルフィニ夫妻の肖像」
レオナルド・ダ・ヴィンチ 「岩窟の聖⺟」 　ほか数点

第2回：ルネサンス～バロック絵画

■ポイント
• ルネサンス、後期ルネサンスの特徴
• ドラマチックなバロック絵画の誕生と発展
• 絵画ジャンルにはヒエラルキーがあった

■紹介作品例
ミケランジェロ「キリストの埋葬」
カラヴァッジョ「エマオの晩餐」
ハンス・ホルバイン「大使たち」　ほか数点

第3回：スペイン・オランダ・イギリス絵画

■ポイント
• 絵画が持つ意味の変遷、絵画を⽣み出す国のひろがり
• フランス⾰命後の流⾏とロマン主義について
• 画家自身の表現の追求　...など

■紹介作品例
レンブラント「アーティストの自画像」
ヴェラスケス『ヴィーナスの化粧』
ヨハネス・フェルメール「ヴァージナルの前に⽴つ⼥」　ほか数点

第4回：19世紀フランス 印象派を中心に

■ポイント
• 印象派が⽣まれる社会背景
• チューブ絵の具の開発
• 伝統的な表現からの逸脱
• アーティストの個人的な挑戦
• 新しいアートへの道標　...など

■紹介作品例
クロード・モネ 「ラ・グルヌイエールの⽔浴」
オーギュスト・ルノアール 「⾬傘」
フィンセント・ファン・ゴッホ 「ヒマワリ」　ほか数点