世界に名を馳せる、イギリス最大・最高級のデパート
ハロッズ(Harrods)は、ナイツブリッジにあるイギリス最大の高級老舗百貨店です。
2千m²の敷地に100万平方フィート以上の規模に、330の専門店が出店しています。巨大なフードホールを始め、クリスマスのシーズンアイテム等の商品数の豊富さは圧倒的で世界的にも有名です。
ハロッズ(Harrods)の創業者であるチャールズ・ヘンリー・ハロッドは、25歳の時に1824年に洋服店/生地商として起業、1832年に食品雑貨店の事業を始めました。
1834年、紅茶に特別な興味を示したことから食品雑貨の小売店を立ち上げたのが、今日のハロッズの原点となりました。1849年、ロンドン万博の需要を見込んで現在地店舗を移転。息子のチャールズ・ディグビー・ハロッドに経営が引き継がれると、医薬品、香水、筆記具、青果などの販売するアイテムの裾をどんどん広げ拡大していきました。
オスカー・ワイルド、チャールズ・チャップリン、ローレンス・オリヴィエ、ヴィヴィアン・リー、A・A・ミルンらの著名人や英国王室の人々を顧客に持つまでに発展し、英国一の高級デパートとして名声を得ました。
かつては、エリザベス2世、エディンバラ公フィリップ、チャールズ皇太子、故エリザベス王太后から王室御用達を受けていましたが、2000年までに当時のハロッズのオーナーであるモハメド・アルファイド側から御用達認定を全て破棄しています。これは、アルファイドの息子であるドディとダイアナ妃が事故死した件に端を発しています。
とにかく広大な売り場は、それだけでショッピング・テーマパークさながら、溢れかえる商品を見ているだけでも十分に楽しい。
店員でも迷うと言われる程入り組んでいるので、まずはフロアガイドをもらってから効率的にショッピングをしましょう。
お土産にぴったりなハロッズロゴ入りオリジナルグッズが揃うギフトショップは地下にあります。
トレードマークのひとつでもある夜のイルミネーションや、博物館の内部のようなエジプシャン・ホールなども忘れず拝んでおきたいスポットです。
VATの還付申請書類を作ってもらう
ハロッズでは、海外からの旅行者に向けてVATの還付申請書類を作るサービスを提供しています。
買い物を済ませたら、3階(日本でいう4階)にある「Tax Free Refund」に行きましょう。
入り口で順番待ちの番号を発券し、待機エリアのディスプレイに自分の番号とテーブルNo.が出るので、指定のテーブルに行きます。
ここで購入したもののレシートを全て出すと、まとめてVATの還付申請書を作ってくれます。この時、パスポートを提示し、名前や住所を紙に書きます。
数日にわたって買い物をした場合は、後からまとめて全てレシートを出せば申請書の作成が一度で済み、手数料も抑えることができます。
ハロッズで作成される申請書は、自分で記入する部分が少なく大変便利ですが、念の為、空いている箇所は全て記入しておきましょう。(携帯電話番号など)
→VATの払い戻しに関してはこちら
"Harrods' Egyptian room" by I, Targeman. Licensed under CC BY-SA 3.0 via Wikimedia Commons.
住所 | 87-135 Brompton Road Knightsbridge London, SW1X 7XL |
TEL | 020 7730 1234 |
URL | http://www.harrods.com/ ハロッズ 日本サイト |
ハロッズでクリーム・ティーができるツアー | テムズ川クルーズ&ハロッズでクリームティー付き、ロンドン半日観光ツアー |
営業時間 | 月 10AM – 9PM 火 10AM – 9PM 水 10AM – 9PM 木 10AM - 9PM 金 10AM - 9PM 土 10AM – 9PM 日 11:30AM* - 6PM *11.30am〜12pmの間は見るだけ(購入不可) |
休み | 1/1、12/25〜26 |
カード | A、D、J、M、V |
備考 | 日本語のインフォメーションデスクあり |
アクセス | Knightsbridge駅 バス 9, 10, 14, 19, 22, 52, 74, 137, 414, 452, C1 |