世界に誇る王立植物園は、ロンドンでも最大規模の世界遺産
キュー・ガーデンズ(Kew Gardens)は、ロンドン南西部のキューに位置している植物園。
正式名称を王立植物園(Royal Botanic Gardens)といい、敷地面積は120ヘクタールを有し、世界でも有数の植物の研究施設としても有名。
1759年にリッチモンド宮殿併設の庭園として始まり、2003年にはユネスコ世界遺産に登録された。
キュー・ガーデンズの象徴が、入園して最初に現れるパーム・ハウスだ。
1848年に完成した温室で、多種多様の熱帯植物が鑑賞できる。
南にはテンペレート・ハウスというビクトリア時代の温室があり、これはパーム・ハウスより更に大規模なもの。
この東にはマリアン・ノース美術館があり、無料で風景画や花の絵のギャラリーを楽しめる。
園内で最も古い建物は1631年に建てられたキュー・パレス(宮殿)で、館内にはジョージ3世や家族に関する資料の展示を観ることができる。
1982年に故・ダイアナ妃によって造られたプリンセス・オブ・ウェールズの温室は、ダイアナ妃ファンなら訪れてみたいスポット。
様々な植物のほかにもさまざまな温室や日本庭園、ライオンズ・ゲートの近くにある京都の西本願寺の唐門の4/5サイズのレプリカ、実際に登ることができる中国の仏塔(パゴダ)などといったユニークな見所もある。
4万種以上もの世界中のあらゆる植物が植えられた広大な植物園を1日で観るのは至難の業。
園内で入手できるパンフレットの季節のおすすめを参考に、その時々の見どころを抑えて回りたい。
見どころを効率よく回りたい場合は、キュー・エクスプローラーという園内の巡回バス(乗り降り自由)がおすすめ。
オランジェリーのティールームなど2つのカフェと2つのレストランがあり、お茶や食事も楽しめるので、広い園内で一日ゆっくりと過ごしてみたい。
おみやげはヴィクトリア・ゲートのショップと売店で、ガーデンらしいかわいらしい雑貨が揃っている。
"Kew Gardens Palm House, London - July 2009" by Diliff - 投稿者自身による作品. Licensed under CC 表示-継承 3.0 via ウィキメディア・コモンズ.
"Kew Palace - Queen's Garden" by WereSpielChequers - 投稿者自身による作品. Licensed under CC 表示-継承 3.0 via ウィキメディア・コモンズ.
住所 | Kew, Richmond, Surrey TW9 3AB |
URL | http://www.kew.org/ |
TEL | +44 20 8332 5655 info@kew.org |
営業時間 | 10:00開園 2015 10/25 〜 2016 2/5 4.15pmまで (最終入場 3.45pm) 2016 2/6 〜 3/26 5.30pmまで (最終入場 5pm) 2016 3/27 〜 8/29 月〜金 6.30pmまで (最終入場6pm) 週末とバンクホリデー 7.30pmまで(最終入場7pm) 2016/8/30 〜 10/29 6pmまで (最終入場5.30pm) 以降の営業時間は http://www.kew.org/visit-kew-gardens/plan-your-visit/current-opening-times で確認を。 |
休業日 | 12/24〜25 |
料金 | オンライン オフピーク期(11月〜2月) £9(ドネーション込) / £8 ピーク期(2月〜) £14 子供 £2.50 窓口 オフピーク期(11月〜2月) £10(ドネーション込) / £9 ピーク期(2月〜) £16.50(ドネーション込) / £15 子供 £3.50 ※2016年3月までの金額です、最新はhttp://www.kew.org/buy-ticketsで確認を |
チケット購入 | 英国政府観光庁オンラインショップで購入(日本語) Veltraで購入(日本語) ロンドン・パスで入場できます |
アクセス | Kew Gardens駅から徒歩5分 |