英国の政府機関が集まるメインストリート
ホワイトホール(Whitehall)は、ウェストミンスターにある大通りの名称です。
南北に伸びる通りは、北にトラファルガー・スクエアと南のビッグ・ベンと国会議事堂やパーラメント・スクエアを繋ぎ、通り沿いには観光客に大変人気のあるホース・ガーズなどがあり、常に多くの人で賑わうロンドンを代表するストリートのひとつと言えます。
ホワイトホールという名称は、かつてこのエリアにあったホワイトホール宮殿が由来です。特にヘンリー8世の在位中、精力的にこの宮殿の改築を行い、ここで2度結婚をし、亡くなったのもここでした。ホワイトホール宮殿は1698年に火事で焼失し、その後、現在の原型となるタウンハウスが造られていきました。
現在のホワイトホール沿いには、ダウニング10(首相官邸)を始めとした政府機関や省庁があり、まさに英国政府の中心部であり、日本の霞が関のようなエリアです。
国防省やイギリス陸軍本部、ホース・ガーズなど軍事関連の機関も集まっています。
ホワイトホールにある主な機関など
・国際開発省
・国際貿易省
・ホース・ガーズ
・バンケティング・ハウス(ホワイトホール宮殿の焼失の際に唯一残ったもの)
・スコットランド省
・ウェールズ省
・国防省
・内閣府
・ダウニング10(首相官邸)
・外務/英連邦省
・チャーチル・ウォー・ルーム
・海軍本部
・旧陸軍省
・保健省
・財務省
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アクセス | Charing Cross駅またはWestminster駅からすぐ |
ホワイトホール Whitehall