ライシアム・シアターは客席数2000席を誇る、ウエスト・エンドに位置する劇場。
日本では劇団四季でお馴染みの超有名ミュージカル、ライオン・キング（The Lion King）をロングラン上演中。
ライオン・キングはディスニー映画のミュージカル版で、独創的なセットや衣装が印象的。
エルトン・ジョンの音楽も贅沢な人気プログラムで、オペラ座の怪人に次いでチケットが入手しづらいと言われている。
ライシアム・シアターの劇場の歴史は古く、始まりは1765年に遡る。
1834年7月14日、現在に続くライシアム・シアターとしてオープン。
建物のデザインはサミュエル・ビーズリ（Samuel Beazley）で、客席はバルコニー席がサークル席の上に張り出すユニークな特徴があった。
ライシアム・シアターは長らくコンサートホールとして使用されていたが、1996年にBertie Creweによる1904年のデザインを復元する形で建物の大幅な改築を行い、ホールは観劇を目的とした劇場として作りなおされた。
現存する1834年当時の箇所はファサード（建物正面）の装飾とエントランスの柱廊のみだが、このライシアム・シアターの顔として、私達を待ち構えるようにどっしりとそびえている。
上演プログラムの歴史
1996年11月〜1998年3月 Jesus Christ Superstar
1999年2月〜1999年6月 Oklahoma!
1999年9月〜現在 The Lion King
