ウェストミンスター Westminster

ロイヤル・ファミリーゆかりの最もロンドンを象徴するエリア

ウェストミンスター は、ロンドンのシティ・オブ・ウェストミンスター内にあるセントラル・ロンドン地区に位置する。

一度は生で見たい衛兵の交代式が行われるバッキンガム宮殿、戴冠式が行われるウェストミンスター寺院、歴代の映画やドラマなどでもお馴染みのテムズ河沿いにそびえるビッグベンと国会議事堂(ウェストミンスター宮殿)、観光客が必ず集ってしまうトラファルガー広場など、ロンドンのハイライトと言えるポイントが集まっているエリア。

官庁街であるホワイトホール沿いには首相官邸(ダウニング10)など政府関連の建物が並び、1066年にウィリアム征服王がシティ(経済の中心)との軋轢を避けて王宮を築いてから、王室と政治の中心地となっている。

テムズ河対岸のサウス・バンクには、近代ロンドンアトラクションの代表格でもある大観覧車ロンドン・アイがそびえ、国内外からの人気スポットとして華を添える。周辺にはマーケットやシアター、水族館などのカルチャー施設も立ち並び、ウェストミンスターからテムズ南岸を歩くだけでも充実の見どころに満足度は高いだろう。

観光のヒント

バッキンガム宮殿は、公開されるシーズン中や週末は混雑するため予めインターネットで予約をしていくのが吉。ロンドン・アイも同様。
名物である衛兵交替も大変混雑するため、はりきって朝早くからの場所取りがおすすめ。出遅れたら混雑が少ないホース・ガーズの騎兵交替を観に行くのもいい。

見どころ満載のエリアだが地下鉄での移動は不便なため、地図を見てルートを決めたら散歩がてら巡っていくのがいいだろう。
地下鉄が不便というより、見どころが集中しているから乗るまでもないというのが本音。せっかくのロンドン旅行、歩いて街を知りつくすぞという気概で挑みたい。